3月議会一般質問から。

児童館の拡充で中高生や不登校の子どもの居場所を作ろう!

不登校の子どもの増加や若年層が抱える困窮への対応を考えると児童館などの公的な施設の充実が必要です。府中市の児童館が中学生までしか使えないのは50年以上前に作られた児童館条例が原因でした。 平日の昼間は指導員がおらず、不登校の子どもの居場所にすることもできません。担当課を建物を管轄する部署から子どもの問題を把握している部署に移し、率先して児童館の拡充を進めるべきです。教育センターや市立幼稚園の跡地を活用して児童館の設置を行うことや、文化センター内の児童館の柔軟な運用を求めました。

 

「保育所等訪問支援事業」の活用を

子どもの障がいなどの特性に応じて専門家が施設を訪問し、支援や環境調整を行う「保育所等訪問支援事業」は保育所だけでなく、学校や学童クラブ、フリースクールなど18歳までの子どもが通う施設に専門家を派遣できる制度です。障がいや特性は一人ひとり違いますし、発達上の課題が集団生活の場で気づかれることが多いこともあります。保育所や学校などのいつも過ごしている場所で、職員と一緒にその子に応じた専門的な支援を受けられることは、インクルーシブな環境整備を期待できます。このような制度があることを保護者や学校等の施設に周知することが必要です。

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